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ちなみにNASAのデータベースでは93%が同条件で検出された。
詳しテスト設計者になったつもりで次のアラーム機能の仕様書を熟読して、適切な因子と水準を抜き出してみましょう。
・この機能はON/OFFの設定が可能である。
・また時刻は18:00にアラームが発動するようになっている。
・デフォルトはOFF設定とする。
・ONの設定には曜日ごとに繰り返す「曜日」設定と毎且繰り返す「毎日」設定がある。
・デフォルトはOFF設定とする。
・ON設定にすると5種類の音が設定可能である。
・ベル音が1~3、メロディが1、2となっている。
・デフォルトはベル1とする。
・音量は5段階の設定が可能で1~5となっている。
・デフォルトは3となっている。
備考:・アラームがOFFのときはアラーム音は鳴らない。
・設定は自動的に保存される。
・リセットに関しては電源に関する仕様書を参照。
①下の表に因子と水準を記入してみましょう②抜き出した因子と水準をもとに、全ての組み合わせをテストした場合の総パターン数を計算しましょう。
③「②」のパターン数を、組み合わせ技法を使って、2つの条件の組み合わせを全てカバーするように計算した場合、何パターンになるか予想してみましょう。
①下の表の通りです。
②2×3×6×6×21-432通り③37通り参考までに実際のテストに用いるパターンを次にご紹介します。
テスト担当者の重要な仕事の一つに、市場で発見されたバグ の再現があります。
つまりバグが発生する手順を見つけること です。
これはバグを修正するうえで非常に重要なことです。
Dさんはある日、表示がおかしくなるバグを見つけました。
一応、開発担当者に見てもらおうと思って声をかけると、「そ、 そのバグどうやって出した!?」と大騒ぎに。
聞いてみると、D さんが出したバグは、市場で見つかっていたバグであり、開発 担当者の間ではどうやっても出すことができずに大問題になっていたそうです。
その日、Dさんは1日中、色々なところでバグの再現の「実 演」をすることになりました。
それ以降、Dさんは「あのバグ を出した人」ということで、開発担当者たちから一目置かれる ようになったそうです。
最後にテストエンジニアの先輩たちから仕事をするうえで、いつも気をつけている勘所を挙げてもらいました。
担当するテスト業務が変わるたびに、参考にしてもらえると幸いです。
全段階共通①常に挨拶と礼節を心がけ、開発者とチームメンバーとより良い関係を目指します!当たり前のことに思えますが、テストエンジニアにとっては特に重要です。
開発者にとってテストエンジニアは、自分の作ったソフトウエアの欠点を探す嫌な奴と思われることは少なくありません。
出荷後に不具合(バグ)が出ないようにとテストエンジニアが仕事をしていることは、頭では分かっているものの、無愛想に「このソフト、バグだらけですよ」なんて言われると感情的になってしまいます。
そこでテストエンジニアは常に開発者と良好な信頼関係を保ち気軽に話ができるようになっておく必要があります。
もちろん、これは共にテストを進めるチームメンバーに対しても当てはまります。
テストプロジェクトは予定通りに進まないことが多いため、チーム内での助け合いが重要です。
チーム内外においてテストエンジニアは、挨拶と礼節を心がけるとよいでしょう。
②テスト計画書を関係者と共有しています!第3章で紹介したように、テスト計画書にはテストスケジュールや人月体制が載っています。
これらの情報をチームメンバーだけでなく、開発者と共有しておくことが重要です。
そうすることで、トラブルが起こったときや開発が遅れたときに対応策を講じやすくなります。
③ユーザーの顔と製品の使い方を想像しています!製品が使われる状況や目的に応じて、テスト条件は変化します。
製品を使うのは誰なのか、どこでどのように使われるのかを想像したうえでテストに取り掛かることをお勧めします。
同じ複合機をテストするにも、会社での使用に耐えうるかどうかをテストする場合と、家庭で高齢者が使用する場合ではテストの条件が全く異なります。
効率的なテストを行うためには、計画、設計、実施の全段階において、最終的に製品を使う顧客の要求と品質目標を明確に把握することが重要です。
④バグの多発地帯を前もって把握するよう心がけます!テストに携わる際に知っておきたいのが「バグは偏って存在する」という原則です。
「80%のバグは20%の領域に存在する」という言葉もあるほどで、バグは全領域に均等に存在するものではなく、ある特定の箇所に集中して潜んでいます。
従って、バグが多く潜む領域を予想して、そこを重点的にテストする必要があります。
ソフトウエアの継ぎ目である境界値(98ページ参照)は、バグの巣として知られています。
また過去にリリースされた製品の派生開発であれば、以前のバージョンに発生したバグを知ることで、ソフトウエアの弱点が見えてきます。
過去の不具合報告書を分析することや、過去のプロジェクトに参画していた開発者とテストエンジニアに質問することも、大変役に立ちます。
⑤テストは準備8割と意識しています!「何事も段取り八分」と格言にあるように、テストも準備が大切です。
実施段階では、事前に仕様書を熟読することとテス1「ケースを把握することがバグ発見に大いに貢献します。
設計段階では、設計に必要な仕様書の所在を明らかにしておくこと、設計に必要なツールを準備しておくこと、開発者とのレビューの予定を事前に確定させておくことなど事前準備の良し悪しで、時間が有効に使えるかどうかが決まります。
計画段階では、設計、実施段階がスムーズに進むように、報告のルールなどを整備しておくことが重要です。
⑥テストの成否は、「プロセス」×「作業量」で決まります!テストの質は、「プロセスの良し悪し」と「作業量」を掛け合わせたもので決まります。
テスト計画や設計の質が悪い場合は、どれだけ人員を投入しても、無秩序な状態でテストが進むため、重大なバグを見落とすことでしょう。
対して、時間と労力をかけて立派な計画と設計を行っても、肝心な実施段階で時間と人員が不足すると、テストすべき点をカバーできずに締切を迎えてしまう恐れがあります。
常にプロセスに無理、無駄がないかを確認し、実践しながら改善し続けることが重要です。
実施段階①ソフトウェアのバージョンを必ず確認しています!「常識でしょー」と思われるかもしれませんが、実際に頻繁に起こるミスであり、起こったときの影響も大きいのです。
第3章にて紹介したように、テスト実施段階で発見されたバグは開発者に報告されます。
それを受けて、開発者はバグを修正したソフトウエアをテストチームへと戻します。
この時点でバージョンが更新されているため、ソフトウエアは別のものになったと考えられますね。
テスト実施者は手元にあるソフトウエアを一斉に最新バージョンへと変更しなくてはなりません。
そうしないとそれ以降のテストの意味がなくなってしまう恐れがあります。
せっかくの努力が無駄になる可能性があるわけです。
従って、奥施担当者にとって自分がテストをしているソフトウエアのバージョンを確認することは、基本中の基本なのです。
また、バグ報告書を作成する際にも必ずソフトウエアのバージョンを記入することをお忘れなくー②仕様書をよく理解し、テスト対象の構造を理解するよう心がけます!第3章で紹介したように、テスト実施担当者の中には「ゴッドハンド」「デビルハンド」と称される、バグを発見することにかけて天才的な人がいます。
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